The CocoLoco’s Life

家庭も仕事も自分も妥協しない!を模索するブログ

ママキャリア 本当の敵は何か?に対する私なりの答え

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仕事復帰まであと半年。

正直、かなり焦っている。

それは半年後のことではなく、今後中長期的な自分のキャリアについて。

目指す姿は何?そしてそのためには、半年後に何を出来てないといけない?

 

そこで検索したら出てきた動画、THE Update。

こんなオンラインサロンみたいなのが最近はあるのね。自分の考えをまとめるための良い叩き台になりました。

YouTube

 

今回のブログは、この「ママキャリアの本当の敵は何か?」の討論を叩き台に私なりの考えを綴りたいと思います。

誰かのモヤモヤの参考になればと思います。

 

私のモヤモヤの内容…「男は適齢期に、キャリアも積みながら家庭も築けて、良いなぁ」です。

産休直前、部長と面談したのよね。

部長「何か不安は?」

私「後輩たちに差をつけられるのが」

部長「会社生活30数年のうちの4.5年なんて差にならないよ」

私「ちなみに部長は私の歳の時何されてました?」

部長「家族を連れてベルギーに赴任してたよ」

 

…いやいや、産休と赴任じゃ、出世にえらい差があるやん!?差がないとかうそやん!?

てなったよね…。

逆に私は、結婚を理由に赴任を断った事があります。3年前。

適齢期に仕事も家族作りも出来る、男って羨ましいよね〜さすがに赴任中に出産は無理だしね〜。笑

 

動画の中で松本氏も言っていますが、ワーママはみんなモヤモヤしてる!みんなその内容は違えど、私と同じでモヤモヤしてるんだ、と感じました。

実際に私がモヤモヤしている内容は、見出しに書いた通りです。この悩みって、女性総合職特有だと思うんです。男と対等にキャリアを築きたいと考える女性ならではだと思うので。

松本氏は動画でこうも言っていました。モヤモヤの原因を突き止めないと解決しない。なのでちょっと深掘りします。

 

モヤモヤしてるワーママ=能力の高い人

このモヤモヤの正体、繰り返しになりますが女性総合職、つまり男性に引けを取らない比較的学歴の高い女性にありがちだと思います。男と対等にキャリアを築きたいということは、自分は男と同等に能力があるはずだ、むしろ高いはずだ、なのに家庭も築きたい、子供も不自由なく育てたい、と考えるとそれは難しいと感じる、でもなんであんなポンコツの同期が昇進して私は部下なんだ?と思ってしまう…(え、これ私だけですか?汗)

つまり、モヤモヤしてるワーママ=仕事面で能力の高い人、だと思います。

 

もうちょっと深掘りします。

 

学歴の高い女性は、専業主婦の母親に育てられた人が多い

動画の中で、佐藤氏が言っていました。母親は家庭の文化だと。母親のあり方は子供の能力の伸びに大きく影響する。だから母親業は中途半端には出来ない。だから彼女は専業主婦を選んだと。

私の母も小学校3年ごろまでは専業主婦でした。家で宿題も予習も、夏休みの作文やポスターも、たくさん見てもらいました。すべて、楽しいと思わせてくれる母でした。結果的に私は旧帝大卒で一部上場の大企業で総合職で働いてます。さとママの子供のように東大ではないけれど、母の子育ては十分成功だと思います。これも専業主婦でいてくれた母のおかげ、さとママの言う通りです。

実際に高校や大学の友達も、ママが専業主婦の子が多かったです。

 

つまり、モヤモヤしてるワーママ=仕事面で能力の高い人=専業主婦に育てられた人

 

もうちょっと深掘りします。(ト◯◯系あるある。笑)

 

ワーママのモヤモヤの正体…それは、「自分の母のような子育ては、仕事しながらは出来ない」

高学歴のワーママは、自分の人生に多少の誇りを持っていると思います。学歴が何よ、という人もいるかもしれませんが、受験戦争を勝ち抜いてきた人からすると、学歴を聞いただけでその人がどれだけ頑張り屋さんか想像できます。そして努力が成果となって実る達成感も分かります。それが自信に、自己肯定感になるのも分かる。何より、少ない人しか見られない景色もたくさん見てきたことと思います。

そんな自分の素晴らしかった人生を、いやそれ以上の人生を、子供にも与えてあげたい。でも、仕事を続けていては無理だ。専業主婦じゃないと。でも、皆んなが見たことない景色、仕事でだって見てみたい。モヤモヤの正体はここにあると思います。

 

つまり、モヤモヤしてるワーママ=仕事面で能力の高い人=専業主婦に育てられた人=再現不可能な母親像を持つ人

 

だからモヤモヤする。こう思う。

 

でだ。この動画に一言文句を言いたい。

 

補足・さとママの言う「子育てと仕事の両立は無理!」は持続不可能な点で論理が破綻している

近年、子育ての成功例として東大や医学部があり、そのメソッドもたくさん出ていて、専業主婦の人は実践しやすいがために、専業主婦の子供は受験戦争の打率が高いことは確かだと思う。東大生の母も専業主婦が多いというのは有名な話。

だけどその優秀な子供が女の子の場合、母になった時どうすればいいの?どんなに優秀でも専業主婦になるの?たぶんそんな優秀な人は、ここで議題に戻ってきちゃうよね?本当はもっとやれるって思いながらセーブするの、すごい辛いと思うんだよね。

だから、子育てと仕事の両立は無理!というのは今までは良かったけど、今後の展開としては少し無理のある結論だと思うのです。何世代も持続できないという点で、社会問題を解決するほどの回答になってない。あくまで子煩悩な母の自己満足の世界。

 

また、ちょっと視点を変えて…自分が総理大臣だとしたら。笑

人口減少し、「使える」人財が不足するこの世の中で、生産性の高い人は男であろうと女であろうと優先的に働いて欲しい。かつ、人口=経済力(経済勉強してる人なら分かると思う)なので、子供も、できれば優秀なのも増えて欲しい。

てか、国立大学の学生には税金とくにかかってるんだから、女でもそれなりに社会に還元してくれよ。涙

やはり、子育てと仕事の両立は無理!なんて言わずに、解決策を見つけるのは日本経済にとっても個人の充実にとっても必要だと思う。

 

 

 

ついでに、さとママに他にも異議あり

立ち位置をしっかり決めて、決めたら悩まない、というのも、現状は上記のモヤモヤが理由で難しいよ。

あと、ワーママの「孤独」は、専業主婦のそれとは少し違うと思う。専業主婦は文字通り孤独なんだと思うけど、ワーママの場合は自分と同じような悩みの人がまだまだ少なくて、自分の母親にも聞けなくて、旦那も何だかんだ家事育児が教育不足で、ひとりで特定の悩みを抱えてるって意味で孤独なんだよね。

 

松本氏が動画で言っていた通り、孤独やモヤモヤ…感情は「感じてはいけない」と制するものではなく、感じたらそれが正しい。だからね、さとママのようにバッサリ切り捨てることは出来ないです。

そもそも、東大が何やねん。その時点で視野が狭いというか。さとママ、全体的に苦手。笑

 

 

さて、私なりの解決策を書こうと思うのだけど…

遅くなってきたので次回へ続く。

 

 

P.S

ひとつ、さとママに共感したこと。

人生はオリジナルなんだから、他人と比べない、他人の批判に動揺しない、自分の決断を納得して決めてそれに自信を持って貫く事。

決断の部分はモヤモヤしたり揺れるのは、人間だものしょうがないと思うけど、人と比べたり評価を気にするのは、本当無意味です。子供が、家族が、笑顔で幸せであれば、それが正解、絶対そう。