The CocoLoco’s Life

家庭も仕事も自分も妥協しない!を模索するブログ

男性育休 お金の話と、女性のキャリア

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2020年4月1日に、私が育児休業から復帰しました。(休業期間は約2年)

そして、同日から私の旦那さんは育児休業をスタートしました。

日中に旦那さん1人で家事育児をするようになってから3ヶ月が経ちます。

最近同世代の同僚から男性育休についてたくさん質問され、共有できる内容だったので綴っておきたいと思います。

 

その内容とは、お金の話です。

会話はこんな感じ。

 

友:俺も奥さんが復帰してから子供が2歳になるまでの4ヶ月、一人で育休取ってみようと思うんだけど、どんな感じ?

 

私:凄い!良いことだね!でも注意点があって、生後1歳2ヶ月以上で旦那さんがバトンタッチ育休を取る場合は、育児休業給付金が出ないよ!

だから、奥さんの収入(と貯金)だけでやりくりしないといけない。これが今結構辛いよ(涙)

 

育休を奥さん→旦那さんにバトンタッチする場合、育児休業給付金が貰えない?

給付金、旦那さんも貰えることは貰えるのですが、リンクのケースに限られます。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000169713.pdf

旦那さんがとる育休は、現在リンクのケースしか想定されていません。

旦那さんが1人で育休を取るケースはパターン1、3となります。

つまり、子供が1歳2ヶ月になるまでしか給付金を受け取ることが出来ません。

 

一方、奥さんが産んでからずっと1人で育休を取り続ける場合、1歳以降で保育園に入れなかった場合は最長2歳まで給付金を受け取ることが出来ます。

 

仮に、1歳2ヶ月以降で保育園に落ちた、でも奥さんのキャリアにこれ以上穴を開けられない、だから旦那さんが育休を交代する、「保育園に入らないせいで旦那さんが交代で育休を取る」、という場合、給付金が受け取れません。

これは制度の大きな矛盾です。

 

男性育休を促進するなら、女性も男性同等に稼ぐ必要がある

上に書いた制度の矛盾ですが、

男性に女性の辛さを分かってもらいたいから男性にも育休を取らせろ、と言うのなら、女性もそれ相応に働かないといけない。

 

まぁ、これを分からせるために男性に給付金を出していないとしたら、面白いなぁと思いますが。笑

 

でも、男性が1人で家事育児をすることを促進したいなら、金銭的に旨味を出さないと誰もやらないと思うんですけどね。。

男性育休義務化って、なにを目指した制度なんでしょうか?